この度、オリエンタルランドがディズニーの世界観を再現した豪華客船によるクルーズ事業を始めると発表しました。約3300億円!の巨額な資金を投じて、年間1000億円の売り上げを見込んでいます。建造されるのは1250室、約4000人の乗客を収容する大型客船で、船内はディズニーのキャラクターがちりばめられて、船内全体でディズニーの世界観を体感できるとの事です。
ちょっと調べましたが、一般的なクルーズ事業の純利益率は5~15%くらいだそうです。間をとって10%としたとして、1000億円の10%は100億円です。投じた資金を回収するのに33年かかる計算になります。壮大なプロジェクトですね。
ちなみに本国アメリカでは、1998年からディズニークルーズが運営されているとの事です。それでは、日本では、なぜこのタイミングだったのでしょうか?
日本では、長らくテーマパークはディズニーの一人勝ちでした。各地に様々なテーマパークが開園されましたが、ディズニーに太刀打ちできていない状況でしたが、USJが開設され、特に森岡毅さんが集客をV字回復させてからは、国内で唯一ディズニーに対抗できるテーマパークに育ちました。
今回のクルーズ就航は、おそらく、USJの快進撃は意識しているのだと思います。そういえば、ディズニーシーが開園したのはUSJ開園の半年後でしたね。
やはりライバルがいた方が、動きが活発になるんだな~と感じたニュースでした。客の立場で言えば、どんどん競争してお互い良いものを作っていって欲しいですよね。
いつものことながら、私ディズニーランドに行ったことはありませんが。
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