JR東日本グループが推進する「スマート健康ステーション®」事業にM-INT(ミント)システムが正式採用という記事を読みました。
JR東日本の系列病院にて、患者の紹介業務をIT化していく内容です。JR東日本グループが推進する「スマート健康ステーション®」情報の連携を図ることで、患者さんが窓口や電話口で説明する手間を省く効果が期待されるということです。逆を言えば、病院側が患者さんの話をいちいち聞かなくて済むということでしょう。間違いなく効率化は進むでしょうが、また人と人の接点が失われるような気もします。
りゅうじん訪問看護ステーションで働く人の中には、前職で病院などの窓口事務をしていた人もいます。その人たちの話では、医療事務の立場で患者さんが困っていることや悩んでいることを聞いていたことも多くあるようです。そして、「話を聞いてくれてありがとう」と言ってくれて、その言葉にモチベーションをアップさせていたとか。
IT化が進む中で、人の仕事は奪われていきますが、このようなやりがいも奪われていくのだなぁと感じます。
これからは、仕事を与えられるものと思わずに、一人一人が機械やIT技術ではできない、人間ならではの価値を創造していくことがやりがいを持って働けることに繋がるのだと思います。
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