野田サトルさんによる漫画、ゴールデンカムイが実写映画化されます。あの「キングダム」の製作陣によって撮影されるとのことで、かなり期待されているようです。
内容としては、日露戦争後の北海道で金塊をめぐってサバイバルバトルが繰り広げられるものなんですね。
日本と金塊と言われても、なかなかピンときませんが、実は日本は世界でも有数の金の産出国でした。よく、黄金の国ジパングといわれて、大航海時代にコロンブスなどの冒険家たちが日本を目指していたと聞きますが、当の日本人としては「?」です。
しかし、よく調べてみると江戸時代までは確かに金の保有量で、世界トップクラスだったようです。それがなぜ無くなってしまったかというと、江戸末期から明治のあたりまで、世界中で銀がたくさん産出され、銀の価値が1/3まで下落してしまったなかで、日本はそれまでと変わらないレートで金と銀の交換に応じてしまったとの事。
それは、外国から交換に殺到しますよね。日本に行ったら他の国の1/3の価格で金が買えるわけですから。
これは、ただの情報不足という訳ではなさそうです。それまでの教育や価値観に根差した行動だと言われています。
今日は、ここまでで。
ちなみにゴールデンカムイは読んだ事ありません。
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